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私たちの考え方Our Thought

我々の使命
「皆様の資産や財産を減らさずにより増やし、世代を超えて継承することをお手伝いすること。そして、その資産を最大限利用してより心豊かな人生が送れる方法を探求すること。」

お金儲けは悪か

最近「お金を儲けて何が悪い」という言うような議論を新聞、雑誌、ウエブサイトにて頻繁に耳にします。こういった議論は、どこかお金儲けに対して否定的な感覚が世間である事に起因しているからではないかと拝察します。何かを達成するためにお金儲けをする、ということは決して悪いことではないはずです。しかし、それ自身が目的化すると間違った方向に進むケースが多いため、お金儲け自体が否定的にとられてしまっているのではないのでしょうか。

多くのお金持ちは、お金だけを目的にしてはいません。自分の内面に宿る精神的な目標を達成するため日々努力をしているのです。その目的は宗教的なものであったり、社会的なものであったり人それぞれ多種多様ですが、蓄財だけが動機では長続きしないものなのです。人間は目標に向かって努力し、それを達成してこそ初めて幸福感をえられるのです。お金儲けはなんらかの精神的な目標、無形の目的にたどり着くための一過程である限り、決して悪いことではないはずです。

だからこそ、世代を超えて永続的に豊かであり続けるには、お金や土地などの有形資産に加えて、精神的な無形資産を、うまく次の世代に継承していくことも非常に重要なのです。

お金だけで幸せになれるか

お金は手段であり絶対的な目的には成りえません。つまり、お金を蓄積することだけでは、必ずしも幸福感が得られることにはなりません。そして、一般的にお金だけがあれば幸せになれる、と信じている人々の多くは、自身がまたは身近な人が金銭で非常に苦労をした、という苦い経験(トラウマ)を過去に持つ傾向があるようです。

しかし、あなたの資産を目当てで言い寄る人たちに囲まれて、生活をすることに徐々に空しさを感じることになるかもしれません。自身の子息に関しても同様です。たとえ物質的に充足されているご家族でも、ご子息が精神的な充足感を感じていなければ御子息の人生は幸福に満ちたものではないでしょう。

更に保有している資産の規模と、その人の品格とはまったく別ものである事も気をつけなければいけません。生来品格を欠いている人が突然、大きな財を得ても、品格を身につけたことになりません。なぜ品格が重要なのでしょうか。品格はその人の振る舞いや考え方に無意識に反映されるものです。大きな資産を持っても、品格が無いことから、より人々に不快感を与え、世間から蔑まれ、疎まれ、嫌われるのでは、逆に幸福は遠のいてしまいます。資産がある人こそ、人から理解されて、しいて言えば尊敬されるように努力すべきなのです。

加えて、ご子息に無形資産が継承されずに、有形資産だけが継承されることになると、更にご子息の将来が不幸になる可能性がより高くなります。例えば、ご子息が一生生活するだけの資産があることを相続前に知ってしまうだけでも、努力や節制の源泉である向上心や夢を削ぐ可能性があります。その結果、相続後に資産を浪費し、騙されたり、事業を失敗したり、人に裏切られたりして資産を食い減らしていくことになるのです。物質的な資産の継承させる場合には必ず精神的な無形資産も継承させるようにできるかぎり勤めることが肝要です。親が亡くなってからが肝心なのです。

本当の幸福とは

人生のかなりの部分は金品の充足によって満たされることが可能でしょう。しかし、幸福感は金品などの物質的な充足感からだけでは得られません。人それぞれ幸福を感じる要因は異なるでしょうが、本質的には働いたり、殖やしたりして蓄積したお金を活用することによって初めて人間の本質的な充足感、つまり幸福が得られるのです。従って、資産やお金の活用の仕方も重要です。

最大の資産は

お金というものは物理的な有形資産であり、他人に詐取、略奪そして単純に紛失や喪失してしまうことがあります。一方で、教育、訓練、技術、語学力考え方、人脈、名声そして健康などの非物質的な無形資産は、他人に詐取されたり、略奪されたり、紛失や喪失することはまずありません。また物質的な資産はいったん無くなればそれで終わりです。しかし、教育、訓練、技術、語学力、哲学、健康などの非物質的な資産がいったん身に着けば、物質的な資産を回復することが可能になるのです。究極的には、物質的な資産がたとえ消滅しても、無形資産、つまり精神的な資産は一族が存在する限り永遠に生き続けることが可能なのです。

だからこそ、一族の豊かさを守る「資産相続、事業継承」とは子孫に物理的な資産を残すことに加えて、無形資産を残すことが重要になっていくのです。

お金持ちの種類

お金持ちにもいろいろなタイプのお金持ちがいます。日本国内では主に以下の種類に分類されるでしょう。

  1. 先祖からの土地持ち
  2. 勤務している会社の株式に関する売却利益の享受者
  3. 医者、歯医者等の専門家
  4. 一族によって経営される公開および未公開企業の事業主、株主の一代目そしてそれ以降
  5. 元官僚とその子息
  6. 芸能、スポーツ系などのショウ・ビジネス系
  7. 土地、事業などを相続しているサラリーマン

また、ライフスタイルにも資産の規模が少なからず反映されるようです。ある一定の規模範囲に納まる資産を保有しているお金持ちは、一目でそれと分かるように努めます。しかし一定規模を超す資産を保有しているお金持ちは、公共の場所では目立たない事に努めます。

無論、全ての人々にこの法則は当てはまるわけではありませんが、概ねの傾向は表しています。つまり、非常に多くの資産を保有しているお金持ちは、他人には自分がそうであることを極力隠すものなのです。これには、これは見知らぬ人から反感や妬みを買うの避けるといったセキュリティー上、自信、宗教などいろいろな理由がありますが、この法則は多くの先進国社会での共通項といえるでしょう。

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